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世界の教会 · 2026年10月10日

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リッチモンドのセカンドバプテスト教会で、説教が共同体の文化を七年かけて変えた

trees under cloudy sky during sunset
Dawid Zawiła / Unsplash

リッチモンドにあるセカンドバプテスト教会で、七年間にわたる牧師の説教が、礼拝の瞬間を超えて共同体の文化そのものを変容させた。この変化は、牧師ノエル・スクーンメーカーが、礼拝に困難を抱えていた信者の声を聞き取り、継続的な対話と説教を通じて実現したものである。

七年前に、ある信者がノエル牧師のオフィスを訪れ、白人中心の礼拝環境で敬虔に祈ることが難しいと打ち明けた。その信者は、教会のウェブサイトが歓迎を謳っているにもかかわらず、人種が礼拝堂に持ち込まれる瞬間を何度も経験していた。ある日、食料配布のために来たのかと問われたことが、その違和感を象徴していた。牧師は、その信者の苦悩を否定したり、共同体を擁護したりせず、ただ静かに耳を傾けた。

ノエル牧師は、黒人伝道伝統の深い影響を受けた白人バプテストの牧師である。彼は、奴隷制下で自由を求めた人々が聖書から読み取った希望の伝統を、自身の聖書解釈に組み込んだ。神学者ハワード・サーマンの言葉を借りれば、奴隷は聖書の疑問符を感嘆符に直したのだ。牧師は毎週、その疑問符を説教の中で感嘆符へと変換し、貧しい者への福音、捕らわれた者の解放、抑圧された者の解放を力強く宣言した。

この説教は、壇上にとどまらず、信者の内面や共同体の文化に浸透していった。セカンドバプテストでノエルと協力して奉仕するベン・ブラウンは、教会は常に自らを変革し、再定義していると述べた。その変革は、ゆっくりとした動きや小さな動きを通じて行われる。説教が誰かを少し動かしたり、言葉にならなかった感情に言葉を与えたり、聖書研究が前提を揺るがしたりする。牧師は、不快感に慣れること、つまり不快感を抱えることへの耐性を身につける必要があった。

七年後、かつて食料配布のために来たと思われていた信者が、セカンドバプテストの壇上に立った。彼はアフリカのケントー布を身につけ、自分を形成した黒人伝道伝統から説教した。ヨハネによる福音書20章を基に、復活しても傷が消えないというテーマで、自らの傷や脆弱性を隠さず語った。白人中心の共同体は、その言葉を聞き、「アーメン」と応答し、再び説教を聴きたいと求め始めた。ノエル牧師が毎週祈る、神の言葉を聞き、語り、行いへと導いてくださいという祈りの意味が、七年の歳月を経て、信者には以前とは異なる響きを持つようになった。